30秒でわかるWiMAX2+とは|後悔しないための全知識
「WiMAX2+ってモバイルサービスなのはわかるけど、結局どういうものなの?」とご興味をお持ちですね。
WiMAX2+はモバイルサービスでは唯一の選択肢と言って良いほど優れていて、auやdocomo、Yahoo! Wi-Fiといった他サービスを通信速度・価格・端末の性能で上回っておいます。
ただし、他のモバイルサービスと同じく、1度契約すると2年以内に解約する場合は違約金がかかったり、プロバイダによっては2年間の総額で約5万円も高くなってしまったりと、契約する前に知るべきことがたくさんあります。
このページでは、私自身の長年の通信機器販売の経験から、WiMAX2+とは何かについて、下記5点の流れで解説します。
- WiMAX2+とは
- 他の通信サービスと比べるとどうなのか
- WiMAX2+の使い方
- 購入にあたっての全注意点
- 損せず契約するための申し込み手順
最後まで読めば、WiMAX2+をあなたが選ぶべきかがわかり、利用する場合は契約するべき前に知るべき全てのポイントを理解し、損することなく利用することができるでしょう!
※「WiMAX」と「WiMAX2+」ってなにが違うの?
同じと思って頂いて問題ありません。
正式名称としては、「WiMAX」は旧回線で、「WiMAX2+」は2015年から提供が始まった新しい回線のことを指しますが、いまWiMAXを申し込む場合、使用する回線は必ず「WiMAX2+」となります。
プロバイダによって「WiMAX2+」と表現したり「WiMAX」だったりしますが、どちらも同じサービスを指しているため安心してください。
1. WiMAX2+とは
WiMAX2+を一言で表現すると、以下の通りです。
簡単な設定をするだけで家でも外出先でも手軽に高速インターネットが楽しめる通信端末
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1-1. WiMAX2+の5つの特徴
WiMAX2+の特徴は下記の5つです。
- 特徴1. 家でも外でもネットが使える!
- 特徴2. 料金がとにかく安い!
- 特徴3. 通信速度が超速だから動画再生/アプリのダウンロードも快適!
- 特徴4. 配線なし!でお部屋スッキリ
- 特徴5. いろんな機器がネットにつながる!
特徴1. 家でも外でもネットが使える!
ADSLや光回線だと、自宅でしか使えなかったインターネットが、カフェや公園でも使えます。WiMAX2+回線は全国幅広いエリアに対応しており、なんと富士山の山頂でも使えます。
特徴2. 通信費がとにかく安い!
プロバイダ(販売代理店)経由で買えばインターネット使い放題でも実質月額3000円程度で使えます。
基本プランは「通常プラン3,670円」か「ギガ放題プラン4,380円」で選び、その後割引を受けます。
通常プラン:データ量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がかかります
ギガ放題プラン:データ量の月間制限がないため制限を気にせずインターネットを楽しめます
『GMOとくとくBB』や『BIGLOBE』といったプロバイダ経由で購入し高額キャッシュバックキャンペーンを適用すると、契約から約1年後に3万円程度もらえるため、実質負担額は通常プランで月換算2500円程、ギガ放題プランは月換算で3000円程でインターネットが使い放題です。
最安値で使う方法については、いかに安く使うかを徹底比較した『WiMAXを最安値で買うための最新情報』をご覧ください。
特徴3. 通信速度が超速だから動画再生/アプリのダウンロードも快適!
最大708fMbpsの高速通信なので、動画も快適に見ることができます。月間通信量が無制限の通信端末はWiMAX2+だけですので、安心して動画視聴ができます。
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特徴4. 配線なし!でお部屋スッキリ
端末一つでインターネットができるため、工事も不要で配線要らず、部屋もスッキリします。配線周りはほこりやゴミが溜まりがちですので、端末一つで良いというのは便利ですよね。
特徴5. いろんな機器がネットにつながる!
スマートフォンはもちろん、iPadなどのタブレット、パソコンなど様々な機器に対応しています。
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旧WiMAX回線との違い
旧WiMAXと新しいWiMAX2+では性能が雲泥の差で違いますので、「昔WiMAXを使っていたけど、良い印象がない・・・」という方も、再契約して使う価値が十分にあるサービスです。
特にスピードは30倍以上も大きな改善があり、WiMAXは以前とは全くことなるサービスになったと言っても過言ではありません。
※40Mbpsからスタートした旧「WiMAX」回線ですが、2015年2月12日より、13.3Mbpsにサービスが縮小されました。2018年には完全に終了する予定です。
数年でここまでの性能に差が出た要因としては、アンテナ基地局に対する莫大な投資(KDDIとの資本提携)と、通信技術の進化(4×4 MIMO・キャリアアグリゲーションの導入)によるものです。
実測値で30Mbps〜100Mbpsでますから、旧回線を使っている方が移行されたら驚くことでしょう。
2. 他の通信サービスと比べるとどうなのか
主な特徴は上記の通りですが、WiMAX2+のような端末で他に良いものはないか、比較したいですよね。
通信サービスを利用する際に比較するポイントとしては、下記の4点です。
- データ容量(無制限で使えるか)
- 速度制限がかからないか
- 月額料金は安いか
- 使えるエリアは広いか
結論としては、ほぼ全ての方がやはり「WiMAX2+」の『W06』というポケットWiFiを選べば間違いありません。
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2020年1月、ポケットWiFiを提供する会社は、docomo、au、SoftBank、Y!mobile、UQ WiMAXの5社しかありません。
これらの5社を「データ容量」「速度制限」「月額料金」「高速通信できるエリア」の4つのポイントで徹底比較したのが以下の表です。
| データ容量(無制限で使えるか) | 速度制限がかからないか | 月額料金 | 高速エリア通信 | |
| docomo | × | × | × | ◎ |
| au | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| SoftBank | × | × | ◯ | ◯ |
| Y!mobile | ◯ | × | ◯ | ◯ |
| UQ WiMAX (★おすすめ) |
◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
この章では、各項目の重要性と各社の詳細についてわかりやすくご紹介します。
ポイント1. データ容量をたくさん使えるか
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第1のポイントとして、月間データ容量のプランが「無制限」で使えるかどうかはとても重要です。
どういうことかというと、各社のポケットWiFiデータ容量に関しては下記の2パターンあります。
- 月に5GB、7GBなどデータ容量が制限されるプラン(携帯料金と同じ)
- 月のデータ容量に制限がない(無制限)のプラン
無制限プランにもデメリットはありますが、速度制限がかかってしまうとストレスを感じるほど遅くなるので、迷ったら無制限にするのがおすすめです。
なので、ポケットWiFiを選ぶ際は、「自分が無制限で使いたいかどうか」「どの会社が無制限プランを提供しているのか」の2点を確認しましょう。
無制限で使えるのは『au』『Y!mobile』『UQ WiMAX』の3社
ここで5社の月間通信量を比較すると、月間通信量が無制限で使えるのは、「au」「Y!mobile」「UQ WiMAX」の3社です。
| 月間通信量 | |
| docomo | 5GB or 20GB |
| au | 7GB or 無制限 |
| SoftBank | 7G |
| Y!mobile | 7GBまたは無制限 |
| UQ WiMAX | 7GBまたは無制限 |
docomoとSoftbankは、データ容量が決まったプランしかないので注意しましょう。
無制限プランにすべきか悩んでいる方へ
7GBというのがポイントになります。 データ容量7GBの基準は、下記の通りです。
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繰り返しになりますが、速度制限がかかってしまうとストレスを感じるほど遅くなるので、迷ったら無制限プランにするのがおすすめです。
ポイント2. 速度制限がかからないか
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たくさんデータを使うことができても、使い過ぎることでまったく使い物にならないレベルで速度制限をすぐに受けてしまう会社もあります。
会社によって大きく変わってくるので、5社の月間通信量と速度制限の条件、制限時の通信速度を下記に比較しました。
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(1)無制限プランではない場合の違い|5社すべて共通で速度制限が厳しい
どの5社であっても無制限プランでない場合は、契約時に決めた月間データ容量(7GBなど)を超えてしまうと128kbpsというほぼ使い物にならないレベルの速度制限を受けてしまいます。
特に注意なのが『SoftBank』で、無制限プランでなくても「3日合計で1GB使うと、128kbpsの速度制限」があります。
なので、迷ったら基本的には無制限プランを選択しておけば、いかなる状況でも安心なのでおすすめです。
※docomoは、3日で○GBというような短期制限はありませんが、料金が高いのでおすすめしません。(詳しくは、後述します)
(2)無制限プランありの3社の違い|『Y!mobile』『au』『UQ WiMAX』
2017年5月5日をもって、『Y!mobile』『au』『UQ WiMAX』の3社はほぼ横並びの無制限プランになりました。
旧:3日で3GBを使うと、128kbpsに通信速度を制限(ほぼ使えない)
新:3日で10GBを使うと、1Mbpsに通信速度を制限(youtubeが視聴可能な速度)
上記の「1Mbps」はYoutubeの動画を標準画質で見れるぐらいの速度なので、「Y!mobile」「au」「UQ WiMAX」は制限を受けても快適に使い続けることができます。
しかし、『Y!mobile』はおすすめしない
結論から言うと、当サイトでは「Y!mobile」は下記の理由からおすすめしません。
- 料金が割高(次章で説明)
- 契約期間が3年と長い(通常2年)
- 無制限プランのエリアが狭い
- 動画や写真を快適に見れない
- サービス内容の改悪が著しい
要するに、「料金が割高」かつ「細かい部分で様々な罠が仕掛けられている」ということです。
※詳しくは「ワイモバイルのポケットWiFiをおすすめしない全理由」でもご紹介しています。
※『au』と『UQ WiMAX』の違い
実は、上記の通り「au」「WiMAX」は提供サービス自体は同じなのです。
ただし後述しますが、「UQ WiMAX」にはプロバイダをしっかり選べば3万円以上の割引を受けられるので、そちらを確実におすすめします。
ポイント3. 月額料金が安いか
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高い料金を払えばたくさん使えるのは当然の話なので、いかに安い料金でたくさんのデータ量が使えるのか知りたいところです。
通信会社別の「月額料金」と「月間通信量」、「割引」は下図の通りです。
| 月額料金 | 月間通信量 | 割引 | |
| docomo | 6900円 | 5GB | × (ドコモを使っていても割引なし) |
| au | 3696円 | 7GB | △ (auユーザーは割引あり) |
| 4380円 | 無制限 | ||
| SoftBank | 3696円 | 7GB | △ (ソフトバンクユーザーは割引あり) |
| Y!mobile | 3696円 | 7GB | × (Y!mobileユーザーも割引なし) |
| 4380円 | 無制限 | ||
| UQ WiMAX | 3696円 | 7GB | ◎ (お得なプロバイダを選べば約3万円安い) |
| 4380円 | 無制限 |
※全てキャンペーン適応後の税抜き価格です
(1)docomoだけは異常に高い
docomoは月間5GBのデータ容量プランがありますが、他社と比較して3000円以上も高いです。
「docomoユーザーだから割引」というキャンペーンもないので、価格面ではおすすめは難しいです。
(2)他4社は横並びだが、セット割・プロバイダ割で差がでる
月額料金と月間通信量に関して、一見するとdocomo以外の料金は横並びのように見えます。
・一番お得なのは、WiMAX|プロバイダによる割引がお得すぎる
結論から言うと、WiMAXにはプロバイダ(販売代理店)による割引があるので、自分がどの携帯会社を使っていても最安です。
例えば『GMOとくとくBB』というWiMAXのプロバイダを利用すれば、下記の通り2年間で3万円以上もお得に契約できます。
| 会社名 | |||
| プラン名 | UQ Flatツープラス ギガ放題 |
WiMAX 2+ フラット for DATA EX |
GMOとくとくBBギガ放題 |
| 初期費用 | 3000円 | 3000円 | 3000円 |
| 端末受取月(初月) | 3696円 | 4380円 | 0円 |
| 1ヶ月目〜2ヶ月目 | 3696円 | 4380円 | 3609円 |
| 3ヶ月目〜24ヶ月目 | 4380円 | 4300円 | 4263円 |
| キャッシュバック | 0円 | 0円 | 30000円 |
| 2年間の総額費用 | 106069円 | 111448円 | 71004円 |
| 2年間の実質月額費用 | 4602円 | 4643円 | 2958円 |
・キャリアによるセット割
「au」と「SoftBank」に関しては、自分がその会社の携帯を使っていれば、お得になります。
- au:「auスマートバリューmine」
- SoftBank:「新Wi-Fiセット割」
しかし、月1000円程度の割引なので、WiMAX2+のプロバイダを活用した方が安くなります。
注:WiMAXもauユーザーであれば割引あり
WiMAX2+を契約する場合も、auユーザーであれば「auスマートバリューmine」の割引を受けることができます。なので、ポケットWiFiでauを選ぶ理由は特にないかと思います。
ポイント4. 高速通信できるエリアが広いか
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ポケットWiFiを利用するのに、速い速度で利用できるエリアが広いかどうか気になりますよね。
最後に、通信速度と通信エリアについて解説していきます。
通信速度について
下記のように提供会社によって差があります。
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速い方がいいに越したことはありませんが、実はこの速度はそこまで重要ではありません。
理由は2つあります。
最大速度を気にしなくていい理由1. あくまでも理論上の値
公式サイトには、必ずどの会社にも小さく注が振られています。下記はdocomoの例です。
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あくまでも「最高の環境が揃えば、技術的にはこれくらい出るよ!」という数値なので、一つの参考程度にしましょう。
大事なのは実測値です。現時点では、WiMAX2+が実は一番早く、公式ホームページで紹介している実測マップでも場所によっては100Mbpsと光回線並の速度が出ているのでおすすめです。
最大速度を気にしなくていい理由2. 高速通信のエリアが限られている
実はこの最大速度が出るエリアは限られています。
首都圏の一部エリア以外は当面は対象外ですので、やはり参考程度にしたほうがよいでしょう。
通信エリアについて
以前はdocomoが一番つながることで有名でしたが、最近は各社共にエリア拡大にかなり力を入れてきていて、以前ほど繋がらないエリアの差はなくなってきています。
ご自分の自宅や職場、よく行く場所などで使えるエリアなのか、またどのくらい高速で通信できるのかを下記のリンクで判定をして比較してみてください。
- docomoのサービスエリア
- auのサービスエリア
- SoftBankのサービスエリア
- Y!mobileのサービスエリア
- WiMAXのサービスエリア
結論:通信サービスなら「WiMAX2+」がベスト
UQ系WiMAX2+の通信量は月間無制限で利用することができ、3日間で10GB以上使って速度制限を受けても実測で1MbpsというYoutubeの動画を標準画質で見るのにストレスを感じないほどの速度で使い続けることができます。
価格も他のサービスと比較しても最安値で、2020年1月現在、ポケットWiFiの中でただ一つの選択肢と言って良いでしょう。
3. WiMAX2+の使い方:設定はたった5分!
WiMAX2+は「簡単にインターネットが使える持ち運び可能な端末」かつ、「長時間の高画質動画視聴やテレビ会議をする場合以外は選ぶべき通信サービス」ですが、では実際にどう使うの?とイメージがし辛いですよね。
WiMAX2+の設定は非常に簡単で、家に届いてから3分もあればインターネットを楽しむことが出来ます。
WiMAX2+が届いてから使うまでの5ステップ
端末が届いてからインターネットにつながるまでをご紹介します。
(1)申し込みより3日後、商品が届きます
(2)同梱のSIMカードを本体にさしこみ、電源をいれる。(これでWiMAX端末の設定は終了!)
(3)Windows PCの場合、通信アイコンをクリック
(4)同封されていたシールのセキュリティキーを入力(これでPC側の設定も完了!)
(5)3分で完了!どこでもインターネットを楽しめます。
とても簡単ですよね。タブレット端末などでも、基本的には操作は同じです。
4. 購入にあたっての注意点
WiMAX2+を使うにあたり、購入前に必ず注意するべきは下記3点です。
- WiMAX2+回線の対応エリアかどうかを調べる
- 2年間解約しづらいことを覚えておく
- プロバイダ経由で買わないと高い
それぞれ、具体的に解説していきます。
4-1. WiMAX2+回線の対応エリアかどうかを調べる
「WiMAX2+サービスエリア」で、WiMAX2+が利用可能かどうかを確認しましょう。
現在のところ、WiMAX2+はクーリングオフの対象外ですので、もしそれでも不安な方がいれば、本家UQ WiMAXで『Try WiMAX』という、端末の無料貸し出しサービスを行っているので試しましょう。
申し込みは『WiMAXを15日間無料でお試し! Try WiMAX』で行えば、数日で届きます。
4-2. 2年間解約しづらいことを覚えておく
WiMAX2+は基本的に2年間契約なので、途中で解約する場合は、別途違約金がかかってしまいます。
25ヶ月目、49ヶ月目以外は下記の通りかかりますのでご注意下さい。
- 1ヶ月目~12ヶ月目までの解約金:19,000円
- 13ヶ月目~24ヶ月目までの解約金:14,000円
- 25ヶ月目に解約金:0円
- 26ヶ月目以降に解約金:9,500円
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25ヶ月目に解約しないと、次の解約月は49ヶ月目となります。各プロバイダで若干異なることがありますので、この点については必ず確認してください。
4-3. プロバイダ経由で買わないと高い
注意!店頭・公式サイトで買うと損をする
大前提として、WiMAX2+はプロバイダ経由で買うことが原則で、一番わかりやすいところで行くと価格が2年間で最大5万円以上も変わるケースがあります。
「月額料金」を見せかけで安くして、『付帯サービス料金』などで水増ししているプロバイダもあるので、注意してください。
2020年1月現在の情報で、2年間利用したと仮定して、かかる全てのトータル費用を計算しました。
※トータル費用 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×24 + 端末代 – キャッシュバック – その他割引
公式は「UQ WiMAX」ですが、プロバイダ経由で『GMOとくとくBB』の場合、約4万円も安くすることができます。
サポートについても、各プロバイダで購入すれば購入後フォローを手厚く受けることができます。
なぜプロバイダを通した方がお得なのか
各プロバイダはWebでの集客に特化しているため、人件費や事務所費用を安く抑えることができます。そのため、削減した費用をそのまま購入者にキャッシュバックすることができるのです。
また、人気上位プロバイダ3社はネットでの販売代理店の中でも最大手です。月間の販売台数も多く、本家からの販売奨励金をたくさんもらっており、ネット販売代理店の中でも最高レベルのキャッシュバックを実現しているという背景があります。
5. 損せず契約するための申し込み手順
WiMAXを申し込むために、下記3点を決めなければなりません。
- 契約プランを決める
- 機種を決める
- プロバイダを決める
それぞれ結論からいうと、契約プランは「ギガ放題」、機種は「W06」、プロバイダは『GMOとくとくBB』を選びましょう。
※申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。
『GMOとくとくBB』: https://gmo.jp/
また電話の問い合わせ窓口から申し込むことはおすすめできません。理由は明確で、口頭のやりとりだと契約後にキャンペーンが適用されていないトラブルの可能性があるからです。必ず上記内容が明記されている公式ページのフォームから最終的に申し込むようにしましょう。
順番に解説します。
5-1. 契約プランを決める
プランは「通常プラン3670円(税抜)」か「ギガ放題プラン4350円(税抜)」で選びます。
- 通常プラン:データ量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がかかります
- ギガ放題プラン:データ量の月間制限がないため制限を気にせずインターネットを楽しめます
どちらのプランにすべきか悩んでいる方へ
7GBというのがポイントになります。 データ容量7GBの基準は、下記の通りです。速度制限がかかってしまうとストレスを感じるほど遅くなるので、迷ったらギガ放題にするのがおすすめです。
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5-2. 機種を決める
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WiFiルーターは主に6機種から選ぶことができますが、結論としては「W06」が圧倒的に優れており、具体的には以下4つの理由から間違いなくおすすめです。
- 通信速度が最速(558Mbps、LTE利用で867Mbps)
- 格段につながりやすい
- 「au 4G LTEモード」に対応し、万が一のときも高速通信が可能
- 上り通信速度が速く、画像アップロードなども高速
1つ1つのポイントを簡潔にご紹介します。
※スペック比較表
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ポイント1. 通信速度が最速
「W05」が発売されたときにも大きな進化だと感じた点ですが、下り最大通信速度が558Mbps(有線接続の場合1237Mbps)と現存するどのポケットWiFiと比較しても最速です。
WiMAXは当然ながら通信速度が最重要なので、この時点で選択肢は「W06」に絞られます。
「WX06」や「WX05」を選んでしまうと、118Mbpsも最高速度が遅くなってしまいます。
ポイント2.格段につながりやすい
「W06」は、基地局からの電波を受信する性能と、接続端末へ電波を送信する性能の両方が向上しており、つながりやすさが大幅に上がっています。
前代機種の「W05」にはない、以下の2つの機能が備わっているからです。
- 高性能ハイモードアンテナ
- TXビームフォーミング
WiMAXで最も重要な通信速度が20%程度向上することが期待できるため、大きな進歩といえます。
高性能ハイモードアンテナ
高性能ハイモードアンテナを搭載することで、基地局からの電波を受信する性能を高め、通信速度を20%程度改善しています。
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建物の中の窓から遠い場所など、これまで繋がりづらかった場所から繋がりやすくなります。
TXビームフォーミング
TXビームフォーミングは、接続端末へ電波を送信する性能を高め、通信速度を20%程度改善できる機能です。
通常は放射線状に発信される電波を、接続する端末の位置を自動検知して、その方向に集約して発信します。
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「WX05」にも同様の機能が搭載されていますが、クレードルに設置した状態でのみ有効でした。
「W06」はクレードル不要で、この機能を使うことができます。
ポイント3. 「au 4G LTEモード」に対応し、万が一のときも高速通信が可能
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何ができるかというと、「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」というauのLTE網を利用したより広域をカバーした通信を利用でき、最高速度867Mbpsの高速通信が可能です。
「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは 主にWiMAX回線が通っていないエリアで使われるモードで、「au 4G LTE回線」を使用して通信が可能になります。 利用した月は1,005円の費用がかかるデメリットはありますが、タッチパネルから簡単に切り替え操作ができて、電波が弱いエリアへの出張や旅行など万が一のときに非常に重宝するモードです。
ポイント4. 上り通信速度も大幅アップ
あまり馴染みのない用語かもしれませんが、「上り最高速度」も最新機種WX06や前代機種のW05と同様、それ以外の機種よりも2.5倍と大幅に速いです。
- W06・WX06・W05:上り最大75Mbps
- それ以外:上り最大30MBps
※「上り速度」とは簡単に言うと、写真や動画のデータをWEB上にアップロードする際の速度です。WEBの閲覧などは「下り速度」と言い、ポイント1で説明した速度のことです。
上り速度が向上することにより、写真や動画のアップロードが高速化しているので、InstagramやFacebook、Twitter、Youtubeで投稿する際に、よりサクサク快適に利用することができます。
今までなかなか改善されなかったら上り速度が、「W06」「WX06」「W05」では2.5倍と大幅に向上しています。
クレードル・USBケーブルは同時購入すべきか?![]()
クレードル(WiMAXを充電する台のようなもの)とケーブルは同時購入が可能ですが、高いので公式ページで購入する必要はありません。
クレードルはそもそも購入しても使わない人が多いですが、必要だと感じたらAmazonで「WiMAX クレードル」と検索すれば3,000円前後で手に入ります。
「WX04」をオススメしているWebサイトがあるけど、どうなの? WX04を推奨する理由として、苦し紛れに「バッテリーの交換が自分でできる」としているサイトがありますが、的外れです。 というのも、WX04のバッテリーは、2019年7月時点で、UQ WiMAX公式でもAmazonでも売っていないからです。 予備バッテリーがそもそも手に入らないのであれば、意味がないですね。
5-3. プロバイダを決める
2020年1月の最新情報です。
WiMAXのプロバイダを安全に選ぶには、下記の唯一のポイントで選ぶことが重要です。
- 「ベストな機種(ルーター)」でキャッシュバックを含めた実質費用が安いか
結論として、選ぶべきプロバイダは、2020年1月現在、下記一択です。
- 『GMOとくとくBB』
次の項目でまとめる表で、一番安いプロバイダはどこか比較していきます。
「ベストな機種(ルーター)」でキャッシュバックを含めた実質費用が安いか
選ぶプロバイダでWiMAXの速度やサービス自体は一切変わらないため、料金はとにかく重要です。
注目すべきなのは、キャッシュバックを含めて3年間使った場合のトータル費用がどれだけ安いかです。「月額料金」を見せかけで安くして、『付帯サービス料金』などで水増ししているプロバイダもあるので、注意してください。
下記の表では、2020年1月現在の情報で、プロバイダと機種の組合せで、安い順に上位10通りの実質費用を計算しました。
※実質費用 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×35 + 端末代 – キャッシュバック – その他割引
| 順位 | プロバイダ名 | 1年間あたりの実質費用 | 機種 | キャッシュバック金額 | |
| ギガ放題 | 通常プラン | ||||
| 1 | GMOとくとくBB | 40,002 | 32,808 | W06 | 34,500 |
| 2 | GMOとくとくBB(月額割引) | 41,450 | 32,760 | W06 | 0 |
| 3 | 朝日ネット | 42,470 | 35,897 | W06 | 0 |
| 4 | DTI | 43,223 | 44,633 | W06 | 0 |
| 5 | Broad WiMAX | 43,933 | 36,398 | W06 | 0 |
| 6 | So-net | 49,546 | 41,678 | W06 | 0 |
| 7 | dis | 52,643 | – | W06 | 0 |
| 8 | UQ WiMAX | 56,876 | 49,352 | W06 | 3,000 |
| 9 | nifty | 58,217 | 50,737 | W06 | 0 |
比較すると、『GMOとくとくBB』が上位2通りを独占しており、一人勝ちしている状況です。
その中でも34,500円のキャッシュバックがもらえる「W06」をおすすめします。
なぜなら、「W06」は、下り最大通信速度が867Mbps(有線接続の場合1237Mbps)と現存するどのポケットWiFiと比較しても最速であり、最も優れた端末だからです。
<2020年1月 最新情報>
2018年11月から主要プロバイダが2年プランから撤退し、3年プランに移行しました。
また、2019年10月以降は、一部のプロバイダで機種代金の割引が無くなり、1年プランが登場しています。
以下の表の通り、3年プランの料金条件が良く、最もお得にWiMAXを使えるプランと言えます。
プラン au 4G LTE 機種代金割引 3年 無料 有 2年 有料 有 1年 有料 無 ※「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは
主にWiMAX回線が通っていない山間部などで使われるモードで、「au LTE回線」を使用して通信をするモードです。
端末のタッチパネルから簡単に切り替えることが可能です。
地方への出張や旅行など万が一のときには非常に重宝するモードです。
それでは、GMOで買うべきか?
現状では一番おすすめできる選択肢で、買うべきと言えます。
ただし一点だけ、購入前に知っておくべき注意点があります。
それは『ある手続きを忘れてしまうとキャッシュバックが1円も受け取れない』という注意点で、何も知らずに購入してしまうと、キャッシュバックが受け取れず、高くついてしまいます。
※キャッシュバックを受け取るための手続きって?
手続きといっても簡単で、「契約11ヶ月目にGMOから送られる「口座情報登録メール」から1ヶ月以内に振り込み口座を登録する」だけです。
簡単ですが、手続きを忘れると、キャッシュバックは一切もらえず、救済措置はありません。
『GMOとくとくBB』に限らず、全てのプロバイダで同様の手続きが必要になるため、上記だけは必ず覚えておきましょう。
GMO以外のプロバイダはどうなの?
結論からいうと、弊社の調査ではおすすめできるプロバイダはありませんでした。
なぜなら、速度などサービスは一切変わらず、料金はGMOが最も安いからです。
簡単な手続きを行うだけでキャッシュバックを受け取ることができ、キャッシュバックがなく月額が安い他のプロバイダと比べても、総費用が約1万円安くなります。
また、「途中解約した場合キャッシュバック金額を返金しなければならない」や、データ端末代が無料ではないというように、プロバイダごとに微妙に違うルールがあるときがありますので、一見安くても十分に注意してください。
なぜGMOはキャッシュバックがこれだけ高いのか?
『GMOとくとくBB』はWebでの集客に特化しているため、人件費や事務所費用を安く抑えることができます。そのため、削減した費用をそのまま購入者にキャッシュバックすることができています。
また『GMOとくとくBB』の運営元であるGMOインターネット株式会社はネットでの販売代理店の中でも最大手です。最大手のため月間の販売台数も多く、WiMAX本家からの販売奨励金をたくさんもらっており、ネット販売代理店の中でも最高レベルのキャッシュバックを実現しているという背景があります。
プロバイダ選びについて|まとめ
プロバイダ選びについては重要なので長々と書いてしまいましたが、要点を下記にまとめます。
- キャッシュバック金額を含めた「実質費用」で比べる
- 2020年1月現在、『GMOとくとくBB』(https://gmo.jp)が最もお得
- 購入後11ヶ月目にキャッシュバック振込指定口座の確認メールが届くので、キャッシュバック受け取りの手続きを忘れずに行う
※申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。
『GMOとくとくBB』: https://gmo.jp/
※電話の問い合わせ窓口から申し込むことはおすすめできません。理由は明確で、口頭のやりとりだと契約後にキャンペーンが適用されていないトラブルの可能性があるからです。
必ず上記内容が明記されている公式ページのフォームから最終的に申し込むようにしましょう。
6. まとめ
今ある通信サービスの中でも、WiMAX2+はもっともおすすめの選択肢で間違いありません。
この記事のまとめとして、WiMAXの契約をされる場合、2020年1月現在、契約プラン・機種・プロバイダは下記が一番おすすめです。
- 料金プラン:ギガ放題
- 機種:W06
- プロバイダ:『GMOとくとくBB』
上記の内容で契約をして、お得にモバイルWiFiを手に入れましょう!
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