時代遅れ!WiMAXの旧機種WX02を選ぶべきでない全理由
WiMAXで「WX02」の在庫処分キャンペーンを見て、最新機種とどちらを選ぶか迷っていませんか。
どうしても他の機種だけ在庫切れで頼めない時や、キャッシュバック金額が「WX02」だけお得というケースが時々あるので悩む方もいるかと思いますが、結論からいうと購入は全くおすすめできません。
最新機種とは最高速度が2倍違ったり、バッテリーの持ちが悪かったりと、発売時期は2年ほどしか違いませんが性能には大きな差があり良いところがないからです。
無難に、新機種でもっともスペックの高い「W06」を選ぶべきでしょう。
このページでは、長年の通信機器販売の知識をもとに、「WX02」についてUQ WiMAXのテクニカル担当に問い合わせをしながら下記について解説していきます。
- どの機種を選べば良いのか
- 最新機種との徹底比較
- もっともお得にWiMAXを買うための全手順
全て読めば、WiMXA2+でどの機種を選ぶか、また最適な契約方法がわかり、快適なネット生活を楽しむことができるでしょう!
0. 結論:どの機種を選べば良いのか
「WX02」を選ぶべきではないとして、どの機種を選べば良いのか、まずは結論からお伝えします。

WiFiルーターは主に5機種から選ぶことができますが、結論としては「W06」が圧倒的に優れており、具体的には以下3つの理由から間違いなくおすすめです。
- 通信速度が最速(558Mbps、LTE利用で867Mbps)
- つながりやすさが格段に向上した
- 「au 4G LTEモード」に対応し、万が一のときも高速通信が可能
- 上り通信速度も大幅アップし、画像アップロードなども高速化
1つ1つのポイントを簡潔にご紹介します。
※スペック比較表
ポイント1. 通信速度が最速

「W05」が発売されたときにも大きな進化だと感じた点ですが、下り最大通信速度が867Mbps(有線接続の場合1237Mbps)と現存するどのポケットWiFiと比較しても最速です。
WiMAXは当然ながら通信速度が最重要ですので、この時点で選択肢は「W06」に絞られます。
「WX05」や「WX04」を選んでしまうと、427Mbpsも最高速度が遅くなってしまいます
ポイント2. つながりやすさが格段に向上した
「W06」は、基地局からの電波を受信する性能と、接続端末へ電波を送信する性能の両方が向上しており、つながりやすさが大幅に上がっています。
前代機種の「W05」にはない、以下の2つの機能が備わっているからです。
- 高性能ハイモードアンテナ
- TXビームフォーミング
WiMAXで最も重要な通信速度が20%程度向上することが期待できるため、大きな進歩といえます。
高性能ハイモードアンテナ
高性能ハイモードアンテナを搭載することで、基地局からの電波を受信する性能を高め、通信速度を20%程度改善しています。
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建物の中の窓から遠い場所など、これまで繋がりづらかった場所から繋がりやすくなります。
「W05」や「WX05」などの既存機種には搭載されていないものです。
TXビームフォーミング
TXビームフォーミングは、接続端末へ電波を送信する性能を高め、通信速度を20%程度改善できる機能です。
通常は放射線状に発信される電波を、接続する端末の位置を自動検知して、その方向に集約して発信します。
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「WX05」にも同様の機能が搭載されていますが、クレードルに設置した状態でのみ有効でした。「W06」はクレードル不要で、この機能を使うことができます。
ポイント3. 「au 4G LTEモード」に対応し、万が一のときも高速通信が可能

何ができるかというと、「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」というauのLTE網を利用したより広域をカバーした通信を利用でき、最高速度867Mbpsの高速通信が可能です。
「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは 主にWiMAX回線が通っていないエリアで使われるモードで、「au 4G LTE回線」を使用して通信が可能になります。 利用した月は1005円の費用がかかるデメリットはありますが、タッチパネルから簡単に切り替え操作ができて、電波が弱いエリアへの出張や旅行など万が一のときに非常に重宝するモードです。
ポイント4. 上り通信速度も大幅アップ

あまり馴染みのない用語かもしれませんが、「上り最高速度」も前代機種のW05と同様、他機種よりも2.5倍と大幅に速いです。
- W06とW05:上り最大75Mbps
- それ以外:上り最大30MBps
※「上り速度」とは簡単に言うと、写真や動画のデータをWEB上にアップロードする際の速度です。WEBの閲覧などは「下り速度」と言い、ポイント1で説明した速度のことです。
上り速度が向上することにより、写真や動画のアップロードが高速化しているので、InstagramやFacebook、Twitter、Youtubeで投稿する際に、よりサクサク快適に利用することができます。
今までなかなか改善されなかったら上り速度が、「W06」と「W05」のみ2.5倍と大幅に向上しています。
クレードル・USBケーブルは同時購入すべきか?
クレードル(WiMAXを充電する台のようなもの)とケーブルは同時購入が可能ですが、高いので公式ページで購入する必要はありません。
クレードルはそもそも購入しても使わない人が多いですが、必要だと感じたらAmazonで「WiMAX クレードル」と検索すれば3000円前後で手に入ります。
「WX04」をオススメしているWebサイトがあるけど、どうなの? WX04を推奨する理由として、苦し紛れに「バッテリーの交換が自分でできる」としているサイトがありますが、的外れです。 というのも、WX04のバッテリーは、2019年7月時点で、UQ WiMAX公式でもAmazonでも売っていないからです。 予備バッテリーがそもそも手に入らないのであれば、意味がないですね。
1. 現行機種との徹底比較
最新機種との比較を下記流れで解説します。
- スペック比較
- デザイン比較
1-1. スペック比較
先ほどお伝えした通り、「WX02」のスペックを比較したところ、最新機種「W06」との比較で、勝っている点はひとつもありませんでした。

速度が2倍以上違うだけでも雲泥の差といえますが、バッテリーの持ちや機能含めて全くおすすめできませんね。在庫処分でセールになっていたとしても、手を出すものではありません。
WiMAXは2年契約で途中でルーターの機種だけ変えることはできないので慎重に選びましょう。
1-2. サイズ・デザイン比較
UQ WiMAXから出ているのは下記のみですが、WX01からさらに丸みを帯びたデザインです。

無骨ですね。ビジネス向けでしょうか。

サイズは下記の通りです。
- WX02 110×66×9.3mm
最新機種と比較すると、下記の通りとなります。

最新機種と比べると、性能は低い割りにやや大きく感じてしまいます。
他の機種のデザイン
参考までに現在販売している他機種についてもデザインを紹介しますので、比較して下さい。
発売日が新しいものから紹介していきます。
W06(2019年1月25日発売)

9機種の中で1番薄くて軽い最新機種です。
W05の形とよく似ていて持ち運びも便利です。
WX05(2018年11月1日発売)

旧端末「WX04」とほぼ同じデザインですが、新色の赤が発売されました。
非常に無難で、丸っこく、W05に比べるとやや厚みがあります。
W05(2018年1月19日発売)

非常にシャープで、サイズも発売されている機種の中では厚さが薄い方で、持ち運びやすいデザインです。ホワイトシルバーが人気がでそうな予感がします。
万人受けする非常に優れたデザインです。
WX04(2017年11月1日発売)

「WX05」と色以外、ほぼ同じデザインです。非常に無難で、特にホワイトは失敗のないデザインです。丸っこく、W05に比べるとやや厚みがあります。
W04(2017年2月17日発売)

裏面の丸みを帯びたゴールドの質感など、非常にデザイン性の高い機種です。縦型ということで操作性もあがり、細長い形状なのでカバンのポケットにもしまいやすい印象です。
WX03(2016年12月2日発売)

サイズとしても一番コンパクトで、ほぼ名刺サイズです。やや無骨な印象ですが、万人受けするデザインです。
W03(2016年7月1日発売)
前期種W02と同じく、美しいデザインですね。光沢があって心配でしたが、傷がつきにくく、長く使えるデザイン性の高い機種です。

W02(2016年2月19日)
デザイン性は非常に高いです。ホワイトは特におすすめで、タッチスクリーンの中の文字もシャンパンゴールドになっていたりと、全体的に高級感があふれています。ブラックについては、好きな人は好きな斬新さがありますね。

WX02(2015年2月20日)
全機種WX01と同じく、無骨なデザインです。ビジネス向けでしょうか。

2. もっともお得にWiMAXを手にいれる全手順
ルーター機種選びの次は、WiMAXを申し込むために、下記2点を決めなければなりません。
- 契約プラン
- プロバイダ
それぞれ結論からいうと、契約プランは「ギガ放題」、プロバイダは『GMOとくとくBB』を選びましょう。
申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ずプロバイダの公式ページから申し込みましょう。
『GMOとくとくBB』: https://gmo.jp/
※電話の問い合わせ窓口から申し込むことはおすすめできません。
理由は明確で、口頭のやりとりだと契約後にキャンペーンが適用されていないトラブルの可能性があるからです。必ず上記内容が明記されている公式ページのフォームから最終的に申し込むようにしましょう。
順番に解説します。
2-1. プランの選び方
プランは「通常プラン3,609円(税抜)」か「ギガ放題プラン4,263円(税抜)」で選びますが、迷ったら「ギガ放題」をおすすめします。
- 通常プラン:データ量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がかかります
- ギガ放題プラン:データ量の月間制限がないため制限を気にせずインターネットを楽しめます
どちらのプランにすべきか悩んでいる方へ
7GBというのがポイントになります。
データ容量7BGの基準は、下記の通りです。速度制限がかかってしまうと、ストレスを感じるほど遅くなるので、迷ったらギガ放題にするのがおすすめです。

2-2. プロバイダの選び方
2020年1月の最新情報です。
WiMAXのプロバイダを安全に選ぶには、下記の唯一のポイントで選ぶことが重要です。
- 「ベストな機種(ルーター)」でキャッシュバックを含めた実質費用が安いか
結論として、選ぶべきプロバイダは、2020年1月現在、下記一択です。
- 『GMOとくとくBB』
次の項目でまとめる表で、一番安いプロバイダはどこか比較していきます。
「ベストな機種(ルーター)」でキャッシュバックを含めた実質費用が安いか
選ぶプロバイダでWiMAXの速度やサービス自体は一切変わらないため、料金はとにかく重要です。
注目すべきなのは、キャッシュバックを含めて3年間使った場合のトータル費用がどれだけ安いかです。「月額料金」を見せかけで安くして、『付帯サービス料金』などで水増ししているプロバイダもあるので、注意してください。
下記の表では、2020年1月現在の情報で、プロバイダと機種の組合せで、安い順に上位10通りの実質費用を計算しました。
※実質費用 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×35 + 端末代 – キャッシュバック – その他割引
| 順位 | プロバイダ名 | 1年間あたりの実質費用 | 機種 | キャッシュバック金額 | |
| ギガ放題 | 通常プラン | ||||
| 1 | GMOとくとくBB | 40,002 | 32,808 | W06 | 34,500 |
| 2 | GMOとくとくBB(月額割引) | 41,450 | 32,760 | W06 | 0 |
| 3 | 朝日ネット | 42,470 | 35,897 | W06 | 0 |
| 4 | DTI | 43,223 | 44,633 | W06 | 0 |
| 5 | Broad WiMAX | 43,933 | 36,398 | W06 | 0 |
| 6 | So-net | 49,546 | 41,678 | W06 | 0 |
| 7 | dis | 52,643 | – | W06 | 0 |
| 8 | UQ WiMAX | 56,876 | 49,352 | W06 | 3,000 |
| 9 | nifty | 58,217 | 50,737 | W06 | 0 |
比較すると、『GMOとくとくBB』が上位2通りを独占しており、一人勝ちしている状況です。
その中でも34,500円のキャッシュバックがもらえる「W06」をおすすめします。
なぜなら、「W06」は、下り最大通信速度が867Mbps(有線接続の場合1237Mbps)と現存するどのポケットWiFiと比較しても最速であり、最も優れた端末だからです。
<2020年1月 最新情報>
2018年11月から主要プロバイダが2年プランから撤退し、3年プランに移行しました。
また、2019年10月以降は、一部のプロバイダで機種代金の割引が無くなり、1年プランが登場しています。
以下の表の通り、3年プランの料金条件が良く、最もお得にWiMAXを使えるプランと言えます。
プラン au 4G LTE 機種代金割引 3年 無料 有 2年 有料 有 1年 有料 無 ※「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは
主にWiMAX回線が通っていない山間部などで使われるモードで、「au LTE回線」を使用して通信をするモードです。
端末のタッチパネルから簡単に切り替えることが可能です。
地方への出張や旅行など万が一のときには非常に重宝するモードです。
それでは、GMOで買うべきか?
現状では一番おすすめできる選択肢で、買うべきと言えます。
ただし一点だけ、購入前に知っておくべき注意点があります。
それは『ある手続きを忘れてしまうとキャッシュバックが1円も受け取れない』という注意点で、何も知らずに購入してしまうと、キャッシュバックが受け取れず、高くついてしまいます。
※キャッシュバックを受け取るための手続きって?
手続きといっても簡単で、「契約11ヶ月目にGMOから送られる「口座情報登録メール」から1ヶ月以内に振り込み口座を登録する」だけです。
簡単ですが、手続きを忘れると、キャッシュバックは一切もらえず、救済措置はありません。
『GMOとくとくBB』に限らず、全てのプロバイダで同様の手続きが必要になるため、上記だけは必ず覚えておきましょう。
GMO以外のプロバイダはどうなの?
結論からいうと、弊社の調査ではおすすめできるプロバイダはありませんでした。
なぜなら、速度などサービスは一切変わらず、料金はGMOが最も安いからです。
簡単な手続きを行うだけでキャッシュバックを受け取ることができ、キャッシュバックがなく月額が安い他のプロバイダと比べても、総費用が約1万円安くなります。
また、「途中解約した場合キャッシュバック金額を返金しなければならない」や、データ端末代が無料ではないというように、プロバイダごとに微妙に違うルールがあるときがありますので、一見安くても十分に注意してください。
なぜGMOはキャッシュバックがこれだけ高いのか?
『GMOとくとくBB』はWebでの集客に特化しているため、人件費や事務所費用を安く抑えることができます。そのため、削減した費用をそのまま購入者にキャッシュバックすることができています。
また『GMOとくとくBB』の運営元であるGMOインターネット株式会社はネットでの販売代理店の中でも最大手です。最大手のため月間の販売台数も多く、WiMAX本家からの販売奨励金をたくさんもらっており、ネット販売代理店の中でも最高レベルのキャッシュバックを実現しているという背景があります。
プロバイダ選びについて|まとめ
プロバイダ選びについては重要なので長々と書いてしまいましたが、要点を下記にまとめます。
- キャッシュバック金額を含めた「実質費用」で比べる
- 2020年1月現在、『GMOとくとくBB』(https://gmo.jp)が最もお得
- 購入後11ヶ月目にキャッシュバック振込指定口座の確認メールが届くので、キャッシュバック受け取りの手続きを忘れずに行う
※申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。
『GMOとくとくBB』: https://gmo.jp/
※電話の問い合わせ窓口から申し込むことはおすすめできません。理由は明確で、口頭のやりとりだと契約後にキャンペーンが適用されていないトラブルの可能性があるからです。
必ず上記内容が明記されている公式ページのフォームから最終的に申し込むようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
WX02は時代遅れのルーターなので、「W06」を選びましょう。
この記事のまとめとして、WiMAXの契約をされる場合、2020年1月現在、契約プラン・機種・プロバイダは下記が一番おすすめです。
- 料金プラン:ギガ放題
- 機種:W06
- プロバイダ:『GMOとくとくBB』
上記の内容で契約をして、お得にモバイルWiFiを手に入れましょう!
『GMOとくとくBB』: https://gmo.jp/
※特定の紹介サイト経由だとキャッシュバック条件が変わるため、購入は必ず公式ページ経由で行いましょう。
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